
関節・筋肉
関節・筋肉
首のつけ根から肩、あるいは背中にかけて張る、凝る、痛いなどの症状があり、頭痛や吐き気を伴うこともあります。連続して長時間同じ姿勢をとる、首・背中が緊張するような姿勢での作業、姿勢が悪い人(前かがみ・猫背)、運動不足、精神的なストレスなどが原因となります。肩こりは予防が大切です。同じ姿勢を長時間続けない、肩を温めて(蒸しタオルなど)筋肉の血行を良くする、適度な運動や体操をする、入浴で身体を温めてリラックスする、などで予防を心がけましょう。ただし、高血圧症、眼疾患、頚椎疾患、耳鼻咽喉疾患、肩関節疾患の随伴症状としての肩こりなども少なくありません。まずはご相談ください。
頭痛はかぜや疲れ、長時間の集中などのストレスでも起こる日常的な症状で、多くは、他に原因となる病気がない「一次性頭痛」です。市販薬を服用したり、十分睡眠をとったりすることで、自然に治る場合は、それほど心配がない頭痛といえます。一方、病気が原因で引き起こされる「二次性頭痛」は、くも膜下出血、脳腫瘍、脳血管障害など、命にかかわる重篤な疾患が起因していることがあります。
片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛なども一次性頭痛であり、脳の血管の拡張や、首まわりの筋肉の緊張で血行が悪くなることによって起こると考えられています。お困りの際は一度ご相談ください。
骨粗鬆症は、骨の強度が低下して、骨折しやすくなる状態をいいます。骨折を起こすと身体機能の低下をきたし、生活の質が低下し、寝たきりになる場合もあります。骨強度の約70%は骨密度により決まり、残りの30%は骨質により決まるといわれています。女性ホルモンの低下とかかわりが深いといわれていますので、40代以降の女性では早めの骨密度検査をお勧めします。
骨粗鬆症の治療の目的は骨密度の低下を抑え、骨折を防ぐことにあります。薬物療法、食事療法、運動療法を並行して行い、骨密度を高めましょう。
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